「Windows 7」は既にサポートが終了しているものの、業務用PCのOS更新が終わっていない企業は少なくない。多くのPCを一気に更新するのは容易ではないからだ。
新型コロナウイルス感染症の拡大に直面し、PCのOS更新に取り組む最中にテレワーク環境の整備に追われたIT部門もある。従業員が利用するPCを効率的に構築、管理し、さらにセキュアなテレワーク体制を実現したい。それを実現する方法の一つがVDI(仮想デスクトップインフラ)だ。
FA(ファクトリーオートメーション)機器を取り扱う専門商社のスズデンは、ノート型のシンクライアントとVDIを組み合わせて、営業担当者がセキュアにモバイルワークできるITインフラを迅速に展開していた。このITインフラがあったことで、新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークにスムーズに移行できた。今後の内勤者向けPCでもテレワークをしやすくするために、全社的なVDIへの移行を決めた。なぜ同社はVDIを選んだのか。どのような導入効果が得られたのか。同社担当者に聞いた。
■フォーム入力後ダウンロードURLがメールで送付されます。