クラウドバックアップはセキュリティに不安?今後の課題とは

クラウドバックアップはセキュリティ面で問題はないのでしょうか?

クラウドバックアップは利便性や汎用性の点でメリットが多いですが、一方の課題についてご紹介します。
クラウドでのバックアップ導入をお考えの方はご覧ください。


クラウドのセキュリティの進化

クラウドサービスでバックアップを取る際、セキュリティには暗号化と暗号鍵の2つのセキュリティが採用されています。
暗号化とは、データや通信などを暗号化することを指し、暗号化することで、誰にでも解析されないような状態にします。


たとえば、大金を持ってどこかに出かける場合、現金をそのまま持ち歩くと多くの人が注目します。多くの人は現金をバッグに入れるでしょう。
このように、そのものが見えないよう別の形でカモフラージュすることが暗号化です。

データの暗号化では、暗号が長ければ長いほどにセキュリティレベルが高くなり、また暗号化の方式がよりセキュリティレベルの高いものを採用すれば、復号されにくくなります。

複雑な暗号を解くために設定される鍵が、暗号鍵です。
暗号鍵には、共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式が存在しており、共通鍵暗号方式は、暗号をかける鍵と復号する時の鍵を同じにする方式で、公開鍵暗号方式は暗号化する鍵と復号化する鍵を別々のものにできます。

このように厳重な鍵を用いることで、クラウドでのバックアップはセキュリティのもと安全にデータを管理することができるようになっています。

これらの暗号化技術の進化により、データ自体だけでなく通信も安全に行うことができるようになり、クラウドバックアップは大きな進化を遂げています。


クラウドバックアップにかかるストレージコストを減らすには

クラウドによるサービスはあらゆるところで注目されています。
しかし、クラウドを利用する際に必ずかかるコストがストレージコストです。

ストレージに対してかかるコストは避けることはできず、その方式によってはコスト削減につながらないケースもあることが課題となっています。

ストレージに何故コストがかかるかと言うと、ストレージは空調管理を徹底し、耐震対策をした施錠できる場所で管理する必要があるからです。
またRAIDによる数層のバックアップを取って、データの保護をすることにも費用がかかります。

こうしたストレージに対して生じるコストを削減するためには、効率的にバックアップするということが大切になります。
不要なデータを排除し、高い圧縮性と暗号化を実現することで、こうしたストレージにかかるコストを最小限にすることができます。

したがって、クラウドでのバックアップを利用する際には、企業が持つデータをただクラウドへ移行するのではなく、コスト削減のためのひと手間を加えることが重要で、これについては専門企業のアドバイスを受けながら構築することを推薦します。


クラウドバックアップを円滑に!Zerto活用のススメ

クラウドのバックアップに対しては、さまざまな手法をとることができます。コストの削減とともに手間を削減するという点もクラウドバックアップの課題と言えます。
Zerto(ゼルト)はクラウドバックアップのシームレスな実現をする企業として、注目を集めています。

Zertoとは2009年にアメリカで誕生した会社で、多くのクラウド系デバイスを提供していることで知られています。
ゼルトバーチャルレプリケーションと呼ばれるクラウドサービスは、プラットフォームに依存することなくデータを保護できることが特徴です。

ハイパーバイザベースというエリアでレプリケーションを動作させることで、アプリケーションに依存することなくデータのバックアップが可能となります。
速度も5Mbps以上を確保しているので、転送も非常にスピーディーでストレスなく行うことができます。

使用するシーンにおいても、パブリックやプライベートだけでなく、ハイブリッドクラウド環境でも使用できるのが魅力的です。
フルオーケストレーションと呼ばれる、自動フェイル対応やシステム復旧テスト機能により、いざという時のリカバリーも容易に行える点も評価できます。

インフラに左右されないシステムを構築しており、今のトレンドである、様々なシーンで働くことにも対応した、最先端のシステムです。

まとめ

クラウドバックアップサービスを導入するとき、初めてならばリスクがないわけではありません。
今回ご紹介したような課題があることもふまえた上で、導入する際にどのような準備をすべきかを改めて検討すべきでしょう。

ただ、クラウドのバックアップを利用することによって、今まで管理しきれなかったさまざまな課題に対処することができるようになるのはもちろん、継続的に利用していくことを考えればクラウドのバックアップを利用することが大きな利点となります。

課題点を認識したうえで、それに対して企業側ができるリスクヘッジを重ねながらクラウドのバックアップを導入していくことが、もっとも最適な方法だと言うことができるでしょう。