仮想環境を作成するハイパーバイザの1つに「VMware ESXi」があります。
vSphere 5.5は2018年9月にEOSL(サポート期間の終了)を迎えており、2020年9月には延長サポートも終了するため、以降セキュリティアップデートなどの提供は行われなくなります。vSphere 5.5は仮想化環境の利用が広まった時期に多くの企業で仮想化ソフトウェアとして採用されたため、ハードウェアの更改と重なる場合も多く、vSphere 6.5もしくは最新版の6.7(2020年2月現在)へのバージョンアップも含めた移行計画の策定は急務と言えます。
vSphere には無停止で仮想マシンを移行できる vMotion という機能がありますが、5.x から 6.x へのバージョン間での移行には使用することはできません。一方OVF(Open Virtualization Format)形式への変換による移行では仮想マシンに大きなダウンタイムが発生してしまいます。データ量が多い場合は停止時間が数日間に及ぶ場合もあります。
デジタルテクノロジーは、レプリケーションとフェイルオーバーを利用した、
ダウンタイムを削減するシステム移行ソリューションを二つご提案します。
既存環境と同じ仮想マシンを移行先に作成するレプリケーションソフトウェアです。オンプレミス⇔オンプレミス、オンプレミス⇔クラウド、クラウド⇔クラウドなど、多彩な環境間でのレプリケーションに対応しており、ほぼリアルタイムでデータ更新情報を複製できることがZertoの特長です。
※1 AWS-AWS間の移行には非対応です
※2 環境などにより変動します。必ずこの数値になることを保証するものではございません
※3 AWSインポート方式とImport for All Volume方式を比較したものです。実際の環境で計測した結果のため、環境によっては結果が異なることをご承知おきください
VMware・Hyper-V仮想環境のデータ保護に特化したバックアップ・レプリケーションソフトウェアです。異なるESXiバージョン間の移行で使用できます。移行ツールとしての使用時でも別途オプションや移行先用のライセンスが不要で、移行後のデータ保護までライセンスを流用できる費用対効果の高さも特長です。
デジタルテクノロジーはソフトウェアの提供だけではなく、
基盤の構築、データ保護、運用保守まで、企業のITインフラの課題に幅広く対応します。
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