理化学研究所 計算科学研究センター向け
「量子 HPC 連携プラットフォーム」用スーパーコンピュータ
構築プロジェクトに参画

2025年11月18日

 DTSグループにおいてインフラ構築・ファシリティ工事分野の中核を担うデジタルテクノロジー株式会社(以下、当社)は、理化学研究所が進める「量子HPC連携プラットフォーム向けスーパーコンピュータ」のシステム構築に参画します。
 本プロジェクトは株式会社DTSが受注、当社はじめ協力会社と合同チームを組織し、2025年度中の構築完了を予定しています。

 本プロジェクトに関する関係各所のプレスリリースは下記のとおりです。

 

 本プロジェクトは、日本を代表するスーパーコンピュータ「富岳」をはじめとする複数のスーパーコンピュータと、IBM社製の超伝導型量子コンピュータ IBM Quantum System Two「ibm_kobe」やQuantinuum社製のイオントラップ型量子コンピュータ「黎明」を連携させることで、従来のHPCでは実現が困難だった新たな計算領域の開拓を目指すものです。

 本プロジェクトにおいて、当社はパートナー各社と協力して以下の領域を担当します。

  •  ハードウェア/ソフトウェアの調達
  •  システム全体の設計及び構築作業(主に水冷システム/ファシリティ)
  • システム導入及び運用保守のマネジメント
  • 協力各社との調整及びプロジェクト全体の統括支援

 

 当社はこれまでにも大規模HPC/AIインフラ構築実績を有し、GPUを活用した高密度計算環境や、水冷システムの設計・施工・保守までワンストップで提供できる体制を強みとしています。

 高度化・多様化が進むHPC/AI環境のニーズに応えるべく、当社はこれからも先進的なインフラ構築を支える技術力の強化に努めてまいります。