<第2回>バックアップとレプリケーションの違いって?

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 【目次】
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 第1回 バックアップとは?
 第2回 バックアップとレプリケーションとの違いとは? 👈今回はここ!
 第3回 BCP対策してる?
 第4回 ランサムウェア対策①
 第5回 ランサムウェア対策②
 第6回 デジタルテクノロジー取り扱い製品ご紹介!
 第7回 自分に合ったバックアップって?バックアップの基本チェックリスト!

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第1回のおさらいです。
そもそもバックアップとは、
「正常な状態のデータを外部に取得しておくこと」でした。

そして、バックアップを取得する目的とは、「正常な状態に復元できること」でした。
バックアップは、システム障害時の復旧手段とすることもでますが、

障害復旧で「何を重要視するか」により、
バックアップ/リストアではない別の方法も考慮する必要がでてきます。

「バックアップ」「レプリケーション」大きく違うところは?

改めて、バックアップとは、
正常な状態のデータを外部に取得しておくことです。

その主な目的としては、
システム障害時のデータ復旧のため
が考えられます。

次に、レプリケーションとは、
予め同じシステムを2セット準備し(稼働系/待機系)、システム間でのデータ同期により、複製をつくる技術のことす。
稼働系と待機系では常にデータの同期がされており、
万が一の際は待機系に切り替えにより速やかに復旧することができます。

その主な目的としては、
システム障害時の業務継続のため
が考えられます。

レプリケーションだけしておけば安全?

速やかな復旧ができる、という点において「レプリケーション」の方がよさそう、
という印象があるかもしれません。

ただ、レプリケーションは「同期」であることを考慮する必要があります。

例えば……
・ウイルスに感染してしまった
・人為的な操作ミスでデータを削除/上書しデータが失われてしまった
などの事態が発生したとします。

レプリケーションの場合は即時同期されてしまうので、待機系に切り替えたとしても取り戻したい正常なデータは失われてしまったままとなります。
この場合には、正常な世代の時点までデータを戻せる「バックアップ」が有効です。

一方、自然災害などの緊急事態で、ある企業のシステムが全壊した時には、
バックアップデータをリストアし、システムを復元させたとしても、
復元作業に多くの時間を要します。
この場合には、待機系にシステムを切り替えて、業務継続ができる、「レプリケーション」が有効です。

では、それぞれのメリット・デメリットをまとめます。

【バックアップ】
(メリット)
・操作ミス、ウィルス感染等により損失したデータを復元できる

(デメリット)
・データを復元(リストア)するのに時間がかかる
・バックアップ以後に発生した内容については、復元ができない。

【レプリケーション】
(メリット)
・自然災害などの緊急時でもシステムを継続することができる

(デメリット)
・データ損失への対策がとれない
・稼働系/待機系の2システム構築する必要があるので、比較的高額になる

「バックアップ」「レプリケーション」それぞれにメリット・デメリットがあるので、
組み合わせて使用することが理想です。

【ブログだけの追加情報!】レプリケーションを掘り下げていきます

レプリケーションの構成は大きく
【ストレージ製品】【ソフトウェア製品】の2つに分類されます。

【ストレージ製品】
(メリット)
・データの転送方法により、通信速度が比較的低速な通信回線であっても
 遅延が起きにくい

(デメリット)
・稼働系と待機系の構成機器を同一メーカーで揃える必要がある
・上位モデルでしか実現できないことがある
・比較的高額

【ソフトウェア製品】
(メリット)
・ハードウェアによる制限が少ないため、既存環境でも導入がしやすい
・比較的低額

(デメリット)
・ファイル単位で処理をする製品が多く、転送データ量が多くなるため、
 レプリケーション遅延に気をつける必要がある
・サーバのファイルシステムとの連携が必要で、バージョンアップ等により、
 再起動が必要となることがある

どちらにもメリット・デメリットがあるので、ご自身の用途に合わせて製品を選ぶ必要があります。
どちらの製品にすれば…と迷った場合は、
当社にご相談いただければ、お客様環境にあった構成をご提案致します。

お問い合わせはこちら!

最後に、本日のまとめ!

バックアップとレプリケーションの違いは以下でした。
バックアップ:データを不注意による削除または予期せぬ破損などに備えている
レプリケーション:事業が止まらないようにすぐに使用できるようにする


また、レプリケーションのことも掘り下げたので、
これで自分が求めるものが「バックアップ」なのか「レプリケーション」か
判断できるようになったかと思います!


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