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高可用性ソリューション「Zerto Virtual Replication」とは?

新時代のITインフラを支える高可用性ソリューション「Zerto Virtual Replication」とは?

ITシステムの停止が社会にもたらす影響が極めて大きくなっています。ミッションクリティカルなシステムはもちろんのこと、通常の業務システムや一般消費者向けのサービスにも24時間365日の稼働が求められることが多くなりました。

従来なかった高可用性ソリューションが必要になっています。そのソリューションとして私たちが、Zerto Virtual Replication(以下ZVR)を推奨する理由は何でしょうか?


高可用性ソリューションが求められている背景

ITは社会インフラとして必要不可欠なものになりました。電気やガス、水道といった生活に不可欠な社会インフラは、かなり前からITなしでは提供できなくなっています。銀行や証券などもITなしでは業務を遂行できません。製造も物流も流通も医療もサービスもあらゆる産業が同様です。ビジネス以外でも、スマートフォンになれきった私たちの生活は、ITなしでは恐ろしく不便なものなるでしょう。

その上24時間365日利用できることがあたりまえに求められるようになりました。電気、ガス、水道といったミッションクリティカルなシステムだけでなく、通信販売の注文や問い合わせメールの受付といった業務も基本的には停止することはできません。停止した時間の分だけ、機会損失や顧客満足度の低下に繋がるからです。

また現在は1社単独で閉じたサービスだけではなく、複数の企業がコラボレーションして実現しているサービスが多数存在します。このようなサービスにおいては、1社のサービスが停止すると他のパートナー企業とそのお客様にも迷惑をかけることになります。


ITレジリエンスが弱い企業は社会的信頼を失う

災害やサイバー攻撃など、企業や組織が停止するような事態に直面したときに、影響範囲を最小限に抑え、通常と同じレベルで製品やサービスを提供し続ける能力をレジリエンスと言います。ITレジリエンスが弱い企業は、社会的信頼を失うようになりました。

事業継続計画(BCP)の策定やサーバー攻撃対策に関する法的義務はありませんが、場合によっては従業員への安全配慮義務違反や取引先への債務不履行違反に問われることも考えられます。ITシステムを可能な限り停止しないための対策を実施しないことは、企業にとって極めてリスキーなこととなりました。

実際、多くの企業がリスキーな状況だと言えます。2018年にIDCとZertoが発表した調査レポートでは、93%の企業がハイテク関連ビジネスの中断を経験し、そのうちの77%が組織的なインパクトを受けたと回答しています。また、48%が過去3年以内にデータの回復ができなかった経験があり、事業回復力に自信がある企業はわずか7.4%でした。


従来のソリューションの問題点

システムの可用性は、昔からシステム運用上の最重要指標の1つでした。コンピューターの歴史は、そのまま高可用性の追求の歴史と言えるかもしれません。しかし様々な理由から、従来の高可用性ソリューションでは対応できなくなってきています。


1つ目の理由は、仮想化とそれがもたらしたクラウド化の進展です。仮想化・クラウド化はシステムのスケーラビリティの向上とワークロードの自動調整を実現し、業務運用の負荷を革命的に低減しました。しかし一方で物理的な機器から切り離されることによる複雑さも発生しています。


2つ目は、ディザスタリカバリ(DR)の要請でネットワークをまたがったレプリケーション(複製)が必要となったことです。せっかくレプリカを作成しても、それが同じ場所にあれば災害で正副両方が失われることになりかねません。しかしネットワークをまたがったレプリケーションで高速な複製と迅速な業務回復を実現するのは簡単なことではありません。


3つ目は、移行作業のためのダウンタイムが長いということです。すでに多くのデータを抱える企業にとって、高可用性ソリューションを導入したくても、移行のためのダウンタイムが許容範囲を超えるのであれば、そのツールへの移行を断念せざるを得ません。


4つ目は、通常業務に影響を与えずに災害時を想定したテストが困難なことです。従来の物理マシンを前提としたレプリケーションツールでは、仮想マシンの設定変更が必要であり、テストの際にシステム運用を停止する必要がありました。短時間の停止であればまだしも、設定や管理が複雑だったため、長時間の停止が必要となります。事業継続計画には通常災害復旧のリハーサルテストが盛り込まれますが、それが不可能なツールでは導入する意味がありません。


ZVRによる解決

ZVRは、これらの課題を解決します。ドイツの物流サービス企業ALFRED TALKE(以下TALKE)の事例で確認していきましょう。


簡便な運用管理

TALKEが以前採用していたレプリケーションソフトは不安定で、バックグラウンドで自動実行されるはずのソフトを常時監視している必要がありました。また管理作業も多岐にわたっていました。

ZVR導入後は、UIを使って一目で把握すればレプリケーションの状態が分かるようになりました。また問題が発生した場合には、通知メッセージが自動的にシステム管理者に送付されます。常時監視は不要になり、管理作業時間は大幅に削減されました。


ネットワークをまたがっても高いRPO、RTOを実現

どこまで最新の複製があるかをRPO(Recovery Point Objective)、復旧にかかる時間をRTO(Recovery Time Objective)と言います。RPO+RTOが実質的な業務停止時間ということになります。

通常求められるオーダーはRPOが数秒、RTOが数分となります。ただし、これはアプリケーションの停止時間であり、業務復旧には人的な作業も加わります。TALKEがZVRの検証のために実施したテストでは、故障したシステムが数時間で復旧され、これはTALKEの選定基準を上回るものでした。


移行のためのダウンタイムが短い

移行時のダウンタイム最小化の要請はTALKEのIT部門にとって大きなプレッシャーでしたが、ZVRの導入では切り替え時のみ仮想マシンを停めることで移行作業が完了しました。TALKEでは47のVM環境でSAPを稼働していましたが、全体への導入は数週間で完了しました。


本番環境に影響させずにテストが可能

TALKEが以前採用していたソフトはリハーサルテストの実施のためにシステムの長時間の停止が必要で、リハーサルテストができませんでした。ZVRを導入したことで、BCPで求められていたリハーサルテストを、本番環境を停止せず実施することが可能になりました。


ZVRを提供しているZertoとは?


最後にZVRを提供しているZertoについてご紹介しましょう。

Zertoは2009年に設立された、仮想化されたデータセンターやクラウド環境向けに事業継続ソフトウェアを提供している会社です。

本社は米国のボストンとイスラエルのヘルツリーヤにあり、東京、シンガポール、シドニー、ロンドン、フランスに拠点があります。

日本でのビジネス開始は2016年からで、東京都港区に日本法人があります。

2011年に最初の製品であるZerto Virtual Replication 1.0を発売、現在のバージョンは6.5になります。


★製品紹介

☆「ゼルトバーチャルレプリケーション」

   https://www.dtc.co.jp/zerto

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