本当に必要なランサムウェア対策とは

テレビや紙面などでも話題になりつつあるランサムウェア。大手企業や公的機関でも感染事例が相次ぎ、最早ITにおける課題を超えて社会問題となっています。 日本情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2022」でも2年連続でランサムウェアによる被害が1位となっており、早急かつ正しいランサムウェア対策が必要となります。

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オブジェクトストレージのオンプレミス活用

2011年時点で1.8ゼタバイトだった世界の総データ量は、当時の10年後予測で約40ゼタバイトになると予想されていました。しかし2020年のIDC調査では、59ゼタバイトになっていたことから予想を超えるスピードで増加しています。その中で、40%以上を占めているデータがエンターテインメント分野に関連するデータと言われており、ビデオ会議の増加やSNSやIoTの進化による写真データの増加などによるものと考えられています。また、そのようなデータの通信にかかわる日本国内の流通量についてもコロナ前と比べ2倍以上になったことも総務省の推計でわかっています。 この増加している動画や写真データは非構造化データと呼ばれ、本来分析には活用しにくいデータとされていましたが、AIやビッグデータ分析の流れを受け、非常に注目されるデータとなりました。 そして、この非構造化データの保管に優れているのがオブジェクトストレージです。聞きなじみはあまりないかもしれませんが、AWSのS3やGoogle Cloud Platform(GCP)のGoogle Cloud Storage(GCS)で利用されており、意外と身近なところで活用されています。 そこで、今回はオブジェクトストレージについてその特徴や活用方法についてご紹介していきたいと思います。

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Veeam Backup & Replication V11 ~強化されたLinux Repository~

Veeam Backup&Replication V11では、ランサムウェアの脅威に対処するために防御機能を改善しており、Linuxを活用した強化リポジトリを備えることで、不要なデータ改ざんを防止する機能が提供されています。 ランサムウェア対策は、AIでの予想防御や自動隔離、ふるまい検知などいくつかの対策アプローチがあるのですが、感染してしまった場合の対処のひとつとしてバックアップから復元するための備えが必要です。そのような観点からバックアップデータそのものがランサムウェアの対象とならないため、ビジネスに影響を与える可能性のある潜在的なデータ損失を回避するためのデータ保護環境を確保した優れたバックアップ設計が重要となります。 そうしたことからVeeamではランサムウェア対策のひとつとしてバックアップデータの保管場所(repository)に強化されたLinuxリポジトリ機能が追加されているので取り上げておきたいと思います。

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Veeam Backup for Microsoft 365 v6新機能 ~セルフリストア機能のご紹介~

先日VeeamのMicrosoft 365バックアップ製品である「Veeam Backup for Microsoft 365」(以下、VB365)の最新バージョンであるv6がリリースされました。 様々な新機能が追加されましたが、その中でも特に注目なのがセルフリストア機能の導入ではないでしょうか。 Microsoft 365は多くの方が利用しているため、データの誤削除からの復旧といった管理者側で対応する業務は、大きな組織であればなおさら大きな業務負担となります。そのような時、管理者へ依頼することなく各自のデータを自身で復旧させることで、集中してしまう管理者負担を軽減することができます。 今回はそんなセルフリストア機能についてご紹介していきたいと思います。

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クラウドストレージ活用【Dropboxとのデータ同期】

クラウドにはさまざまなサービスがありますが、令和3年にクラウド関連で最も話題になったのはデジタル庁の政策である”ガバメントクラウド”の採択ではないでしょうか。 これに採択されたのは「Amazon」と「Google」の2つのサービスであり、日本政府共通のクラウドサービスとして利用するクラウド環境に日本企業の国産クラウドは残念ながら採択されませんでした。政府が要求する高い基準に達していたのがAWS(Amazon Web Service)とGCP(Google Cloud Platform)でした。すでに多くの国内企業もAWSやGCPを利用していますが、今回のガバメントクラウドの採択により、さらに利用者が拡大するでしょう。

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Veeam CDPレプリケーション

Veeam V11では、vSphere環境のVMレプリケーション保護機能を拡張し、新たにCDP(Countinuos Data Protection)機能が追加されました。 これまではスナップショットベースでしたが、CDPは非同期のレプリケーションでスナップショットを作成せずレプリケーションを行います。 このブログではCDPについてや実際の検証結果をご紹介しています。

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「ZiDOMA data」を活用した ファイルサーバの可視化と分析

「ZiDOMA data」はWindows アプリケーションで提供される、ファイルサーバ・NASおよびAmazon S3互換であるオブジェクトストレージなどのファイル構成を可視化・分析、データ移行や複製を行う機能を容量課金なしの低コストで実現する製品です。 ファイルサーバー容量枯渇時のデータ整理、データの分散配置、サイジング適正化、データ容量やコールドデータの可視化、ファイル所有者の特定、データの移動や複製、クラウドストレージへのコピーやアーカイブといったファイルサーバ・NAS運用やリプレース時に活用できる製品です。

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パブリッククラウド利用企業に必要なWebサーバのセキュリティ対策とは

Amazon Web Services(AWS)などのパブリッククラウドを利用していれば、Webセキュリティ対策はすべて、サービス提供元が対応してくれると誤解していませんか? 実は、サービス利用者が対策をしなければならない責任範囲が明確に決められています。その点も含めて、パブリッククラウド利用者が見落としがちなWebセキュリティ対策のポイントを解説します。

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Phoenix始め方ガイド②<vSphere仮想マシン編>

クラウドバックアップサービスを提供しているDruva社は、カリフォルニア州サニーベールを拠点とし、すでに4,000社を超える企業へクラウド型の統合データ保護基盤としてSaaSプラットフォームを提供している企業です。 Phoenixクラウドバックアップサービスは非常にシンプルなデータ保護を実現できます。今回はvSphere仮想マシンを中心に手順をご紹介していきます。

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ZOHO社「ManageEngine」製品におけるApache Log4j の脆弱性情報について

2021年12月13日に情報処理推進機構(IPA)より「Apache Log4j」の脆弱性情報が公開されました。このページでは、当社がお取り扱いしているゾーホージャパン社の「ManageEngine」製品におけるApache Log4j脆弱性の有無、および対処方法が記載されているメーカー公式ページへのリンクをまとめています。

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